リスクを取るからリターンがある

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幸田真音さんの講演を聞いていて少しおもったことが3つあります。(ちなみに、幸田さんの講演は無料だから聞きに行きました。といっても、文庫本は買っても良いかなという気にはなりました。)

1つ目は、リスクを取るからリターンがあるということ。幸田さんは投資をコイントスに例えていました。確かに宝くじとか競馬とかパチンコはコイントス、ゼロサムゲームに近いものがありますが、株や債券はもうちょっと違う感覚です。ゼロになる可能性があっても、ゼロになる可能性が非常に少ないという単純な理由ですが・・・。で、最初の話に戻ると、当然、リスクが高い方が勝ったときのリターンは高くなります。数分で2倍、100倍になる可能性があるのが競馬だし、その間でゼロになる可能性が高いのも競馬です。一方で、数ヶ月で30%プラス行くかもしれないのが株ですし、30%マイナスになってしまうのも株です。

自分の場合、宝くじ、競馬(昔少しかじりました)、パチンコはやりませんが、株や債券は購入します。それは、公共団体に金が入るのが嫌だとか、ゼロサムゲームには参加したくないという理由だけではなく、株などの投資はリスクヘッジが可能だという理由もあります。これが、幸田さんの話を聞いていて面白かった2つ目の話、すなわちリスクヘッジです。株を購入する上で、オプション取引や、先物取引、つなぎ売りなどのテクニックを使うことで自分が望めばリスクをヘッジ出来るというのは、投資の大きな魅力でもあります。

3つ目に面白かった話は、投資は他の人より半歩もしくは、四分の三歩先を歩く、つまり人より少しだけ早く情報をつかんでリスクを取った人が勝つという話です。一歩二歩後ろを進んだら当然負けます。でも、二歩も三歩も先を行っても、負ける可能性が高いのです。

これら3つは全部理解しているつもりですし、自分の生き方にももっとフィードバック出きるようになりたいと思っています。リスクを取る事は恐れないで、リスクを出来るだけ最小限に抑える。そして、人より4分の3歩先を行く。今自分が歩んでいる道はまさにそれを具体化するためのものだと思っているし、そして、それに共感出来る人をなんとか探し出して、一緒に仕事をしたいと思っています。

なぜ、こんなまとめ方をしたかというと、梅田さんのブログをまとめ読みしてちょっと考え込んでしまったのです。

CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:ある日本のベンチャー経営者の本音

「でも、中でもいちばん大きな日米の違いは、日本のエンジニアのマインドセットですね。彼らはシリコンバレーのエンジニア連中みたいに、よくも悪くも、自立していない。カネのことには概して無頓着で株をたくさんよこせとか言わない。そこはいいんですけれどね(笑)。その代わり、このチームでずっと皆で一緒に働きたいとか、自分が大好きなこの技術に関わっていられれば幸せ、という人がほとんどだ。会社が少し悪くなったとき、自分がレイオフされたり、仲間がレイオフされるかもしれないという環境には、ついてこられない。」

そしてこの後に、リスクを取りたがらない日本のエンジニアと出てきます。本当に、同世代のエンジニアは同じ考えなのでしょうか?

自分はそうではないと思っています。梅田さんのこの記事に対してトラックバックされている記事の中で、経営者とエンジニアのリスクを分けて考えている人がいましたけど、ちょっとそれはあまりにも寂しい意見だと思っています。会社を自分の生き方を実現するためのツールだと考え、自分がプロフェッショナルであれば、役割はなんであれ、リスクを取り、リターンを望むこともありだと思っています。

30代働き盛りの同世代のエンジニアに是非意見を聞いてみたいです。何を望み、何を実現しようとしているのか。そして、リスクをどう考えるか。コメントお待ちしています。

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