帰省の日早朝、静岡で震度6弱の地震があったそうで、新幹線には大幅なダイヤの乱れが。
ほぼ日常的(?)に遅れが発生する飛行機の離発着時刻の情報はネット上でもかなり充実していて、ほぼリアルタイムに「実際の」離発着時間を把握することが出来るので、「定刻の2時間遅れの出発だから、もう少し家でゆっくりしよう」なんてことも出来る。
一方で、時間通りが当たり前の新幹線の「実際の」発着時間は、ネットで調べても全く情報は出て来ない。JR各社のホームページでは遅れてる場合は、その遅れが発生している事実のみを表示するだけ。どの列車が運休したかなんて情報も全く知る由もない。唯一、JR Cyber Stationが、既に出発した新幹線がどの辺りを走っているかの情報を見せてくれるだけ。
こんな時、やっぱり2ch(TwitterやDiggではない)の交通情報が頼りになる、というか頼りせざる得ない。
今回の場合、2chに掲載された情報とJR Cyber Stationの情報を突合して、概ね2時間弱遅れていることを確認。更に、運休を何本か間に挟むことで遅れを少しずつ解消していることを確認。
よって、本来の出発時刻の1時間後を目処に東京駅に到着し、駅の改札で列車の送れ具合を確認してから大丸でお弁当等を購入する感じで良いだろうと。この辺りは、感覚的なもんでしかない。
駅に着くと新幹線の改札口は人がたむろしている。駅員に1時間前という微妙な前の時点で聞くと「分かりません。」の答えが返って来るだけ無駄なので、電光掲示板を見てだいたい乗るはずの新幹線の出発時刻を予測。
今回も大丸でお弁当等を買い物して20分前に戻ることにした。すると、指定席券を購入した新幹線を飛ばして、後の時刻に発車する列車の情報が電光掲示板に。
こういう場合は、改札で列車の運行状況をリアルタイムに把握出来る端末の近くにいる駅員さんに聞くしか無い。「この新幹線に乗る予定なんですが、掲示板に出て来ないのですが運休ですか?」すると、端末で調べて(運休してない限り)「列車が前後しているのでこの後掲示されます。」と伝えられる。
つまり、新幹線はダイヤが乱れると、運休するだけでなく、列車の出発が前後したりすることがあるってこと。どちらも知らないときっと焦る。
今回は、次の電光掲示板に切り替えのタイミングで本来乗るはずの新幹線の発車ホームが掲示されたので、余裕を持ってホームに移動して乗車。
ただ、遅れている新幹線が実際にいつ出発する予定なのかという時刻は全く表示されないので、発車時刻が前に入れ替わったりしていた新幹線のチケット持っていたら、乗り過ごしていた可能性大。
十何年も新幹線に乗っていて、閉じ込められたこともある自分の場合、なんとなく肌感覚で、遅れの状況を察知して行動したけど、一般の人は難しいだろうな。
以下、新幹線のダイヤが乱れた場合の取るべき行動のまとめ。
時間通りの到着を必要とする場合は、発着駅だったら自由席に乗るでOK。それ以外は、上記の乗り過ごすケースを見越して、飛び乗った新幹線の空いた指定席に座ってしまうってのが、正解かも。
時間をあまり気にしない場合は、上記の情報を集めをした上で、出発するであろう1時間前辺りに駅に到着し、駅員に良いタイミングで確認しながら行動するのが○。ちなみに、乗るはずだった新幹線の指定席に乗り2時間以上到着に遅れが発生した場合は、特急料金代を払い戻しも。
今回の新幹線は1時間40分遅れで東京駅を出発し、途中徐行区間があり2時間40分遅れで名古屋に到着。実際の乗車時間は3時間だったのでそんなに苦はなかったし、特急料金の払い戻しもあったりで、ちょっとお得な感じでした。