旅行や出張で海外に滞在する際にスマホは、パスポートやクレジットカードと並ぶ三種の神器。Google Map、Booking.com、Airbnb、TripAdvisorやUberなどのライドシェアアプリ、各国の鉄道やバスのアプリなど、スマホのおかげで地球の歩き方しかなかった時代に比べ、海外での行動が格段と便利になった。レンタカーの運転ですら、日本ではあまりメジャーではないが、iPhoneのCarPlayのおかげで、行く先まで安心して日本語でガイドを任せられる。そんなスマホを活用するためにも海外で使えるSIMが必須となってくるが、巷の選択肢としては3つほどあると思う。

1つ目は、現地(主に空港)でSIMを調達。
2つ目は、日本(主に空港)でWiFiルーターを借りる。
3つ目は、ネット(主にAmazon)で海外SIMを購入する。

日本でWiFiルーターを借りるメリットは、余計なかさばる荷物を運ぶこと等を考慮しても選択肢としては論外だ。SIMロック解除に対応していないスマホはもうほとんど市場に出回っていないし、SIMロック解除の手続き自体もちょっとネットで調べるだけでかなりシンプルだ。とすると、SIMを入れ替える1つ目と3つ目の選択肢が残るわけだが、ヨーロッパとアジアでは選択肢が異なってくる。アジア各国を回る場合は、現地で購入した方がお得なケースがまだ多い。一方でヨーロッパは、日本で購入したほうが断然お得だ。ヨーロッパで使えるSIMはほぼすべての国で使える。使えなかったという口コミの大半はスマホ上でデータローミングの設定をオンにすることを怠っただけなので、この設定さえ忘れずにすれば何も問題ない。海外では意外と調べ物のため容量を使うことが多いので、宿にいる場合はWiFiを使う前提だとしても、より多くの容量を確保しておいた方が安心だ。

自分が使ったのは、ThreeのプリペイドSIM。ヨーロッパ周遊にダントツでおすすめだ。12GB/30日。容量が余ったら空港でYouTubeを見て使い切ろう。

ヨーロッパ周遊にダントツでおすすめのSIM