昨日の最後にも書いたように今日はネタばらし。お金の壁は、それなりに反響のあったブログネタで、単純になんちゅう無謀な目標なんだとか、馬鹿げてるとか、1億円なんて一体どうやって稼ぐんだつもりなんだとか・・・。
実は、あんなブログを書いたきっかけはすごく単純。船井総研の現社長小山政彦氏が書いた「素頭」で1億円稼ぐ仕事塾を読んだから。

「素頭」で1億円稼ぐ仕事塾

そもそも船井総研は、自分達の会社のオポチュニティをもう一度考えなおした時に参考にさせてもらった会社。そしてこの本も、どうせなら一冊くらい船井幸雄氏の本を読もうと思っていたところ、とんでもないタイトルがついた本の広告に目が入ったので、船井氏の後継ぎでも同じだろうと読んだというだけ。
あまり期待していなかっただけ、結構面白かったというのが本音。内容はかるい感じの自己啓発+自慢なので本としてはなかなかお勧めは出来ないが、所々良いことが書いてある。少なくとも、「同じ競争・競合といいますが、商売と戦争の決定的な違いは何ですか?」という質問にすぐに答えられなければ、読む価値はあるかと思う。
「やりたいこと・やれること・やるべきことが重なる部分が、最も人間が集中力を発揮出来る部分。この集中出来る時間を積み重ねていくことで、何事もかならず実現出来る。」だとかで、これが、1億円稼ぐ第一歩となるということだ。他にも、商売する上で当たり前だと思いつつほとんど出来てる人がいない「接客の時は、顧客の立場にたって、顧客の言葉で話せ。」とか「とにかく客志向、客思考、客嗜好であれ。」とか的を得た指摘は多い。
というわけで、ネタばらしとともに、通勤の電車の中もしくはトイレの中で読む本として紹介。


コンサルティングは何もないところからバリューを生み出すサービスだ。これを株式投資などにたとえ、「かつて不労所得といわれた職種の方が今はずっと稼げる時代になったきた。ただし、これには、モノを作ったり売ったりするよりもずっと多くの情報が必要になる。」とも書いてある。解せないが事実でもあると再認識。ちなみに、過去、船井総研を胡散臭いと馬鹿にしていてため、株式投資の候補となりながらもなかなか決断出来ずかなり後悔した銘柄のひとつでもある。