今日は2つ目のテーマ『自分探索』について書こうと思います。
自分と変わらない能力しかもっていないのに、なぜか自分より人に認められていたり、給料高かったり、住みたい街に住んでいたり、自分がやりたいことやっていたり、有名だったり、輝いて見えたり、うらやましく思える人っているもんです。自分と違う分野で活躍している人も、自分にないもの持っていて、なんだかうらやましく思えることもあります。運のいい人ももちろんいます。
でも、それはぜ〜んぶ『ないものねだり』なのです。
最近、自分自身を客観的にも主観的にも見つめてみる機会、すなわち『自分探索』の機会が増えている気がしています。『自分探索』って、なんだか就職活動の自己PRを書くようで難しい気がします。でも、1億円のネタを振り返ってみると、『自分探索』とは、自分は何が出来るのか(客観的)、自分が何がやりたいか(主観的)を決め、自分が何をすべきかを考えるだけで良いということが分かります。事実、手帳200%活用ブックなんて本が世の中流行っているようなので、『自分探索』において、後は「何をすべきかを考えるだけだ」なんて思っている人も多いのではないでしょうか?
もちろん、何をすべきかを考える上でベースとなるのは、自分自身の能力と意志が必要となります。
能力は磨くことができるものです。なんとなく良さそうなレールの上に乗って、時だけが過ぎていけば「それなり」にというホワイトカラーの全盛時代は終わりかけています。少なくとも、我々の世代ではありえません。(残念ながら、そんな逃げ切り世代と関連する金魚のフン処理には少し時間がかかりそうですが、我々の世代はどんどんプレッシャーをかけて逃げ切り世代の退場を迫る必要があると思っています。)日経ビジネスの新年号に、企業は、次世代のマネジメント層に対するトレーニングに投資をはじめていると書いてありました。お手本がない(!)ので研修という手段に頼らざる得ない現状もここで見てとれます。でも、この現状をストレートに考えてみると、自分の能力を磨くチャンスだということも良く分かります。
そして最後に意志。意志なんて、夢でも希望でも良いと思います。夢や希望なんかを紙に書いた瞬間、もしかしたら、それが意志になるかもしれません。意志がなかったら、生きている意味がないことですから。
自分が何をしたいか決めて、自分の能力を磨いて、何をすべきか考える『自分探索』。自分らしく。今年のテーマになりそうですよね?
次回は、『日本発見』について書こうと思っています。