自分でも(自分のとった行動の)真意の程は良く分かっていないけれど、数年前から登録して放置してあった転職サイトにスカウトメールが数十件たまっていたので、その中から、一番面白そうな(IT業界とは異なる)会社の面接を受けてみました。最近、面接をする立場(しかも、大したプレッシャーがかからない)だったこともあって、逆の立場にたってどんな質問をされるかというのが楽しみでした。
結局、採用とか云々はさておきでってことで、こちらがその会社の事業について質問攻めをすることに(昔も同じようなことがあったな〜。)で、回答は、さすが大企業ということもあって、教科書通り。自分達の事業がなぜ成功したかまともに答えられない人もいることを思えば、さすがに教育に力を入れている会社とも思いました。が、本音では、回答自体には何も新鮮味もなく面白みもなく、つまらなくもありました。数ヶ月前に同期と久々に会った時に、あまりにも自分とのマインドの差が激しいことにかなりのストレスを感じましたが、それと今回の面接で受けた印象は同じでした。会社と自分のポジションを相互の立場で理解していないというか・・・。とはいっても、この手の質問を受ける心構えもなかったですし、ここ最近ブログでもあまりにも洞察力や分析力の欠けた浅はかな内容が多かったですし、すっきりと面接なんて受けるタイミングではなかったので。
さて、面接するときの心構えとして、第8の習慣に記述されていることをここにメモしておきます。

そもそもビジョンを持つためには、仕事のことをよく知らなければ始まらない。自制心を発揮して仕事の内容をしっかり把握すべきだ。自制心を持って仕事および就職したい企業をよく理解し、その仕事特有の要件を理解しなければならない。また、競合他社や顧客のニーズや産業の特質・傾向などを理解するためにも、市場をよく知ることも重要だ。要するに、就職した企業が直面する課題や問題をよくわかっておく努力が必要なのである。
次に、あなた自身の情熱をよく見つめること。あなたが希望している仕事は、あなたの天賦の才や潜在能力、スキル、それに興味の対象となるか?さらにその仕事のはやりがいがあるとあなたの良心の声が言っているか?その仕事に邁進している自分の姿を思い浮かべることができるか?
以上のことをすべてクリアしてはじめて、採用面接を受ける用意ができたことになる。あなたはめざす企業の意思決定者たちにとって、問題を新たに起こす人物ではなく、解決策をもたらす人材として面接にのぞむ必要があるからだ。