今日はどういうタイトルにしようか迷いました。
「なすがままの胃カメラ検査」
「看護婦の共同作業にはめられた〜」
「人間の尊厳とかないかも」
「オリンパスのバカやろう〜！」
「検査すると寿命が縮むは本当だった」
などなど。あんまり良いタイトルが思いつかずに、結局、普通のタイトルにしちゃいまいました。
バリウム検査はしたことあるけど、胃カメラは今回がはじめて。あらゆる人が「あれは辛い」と言うので、朝からブルー。胃の調子がおかしいのは、毎日珈琲飲んで、毎日チョコレート食べているから（逆流性食道炎もどき）。理由がわかってるなら、やめれば良いのにと思うんだけど、珈琲飲んだときと飲まないときと頭の回転が違うんだから仕方がない。
朝の１０時半に病院へ。胃カメラの受付を済ませると若い看護婦さんが名前を呼ぶ。説明はたどたどしいが、若い看護婦さんだから、まだこの時点ではそれなりにがんばろうかという気も。胃の中をぶくぶくさせる薬と、咽喉の麻酔薬（３分間口に含ませて待つ）を連続して飲んでしばらくまつ。しばらくすると、今度は筋肉注射。さっきとは違う看護婦さんで俗な言い方をすれば、おばさん。咽喉の麻酔が気持ち悪いのと、筋肉注射もそれなりに痛いことも重なってこの時点でかなり気分はブルー。
また、しばらくすると今度はもっと年をとった看護婦さんが部屋に案内してくれる。まあ、俗な言い方をしないでもおばあさん看護婦さん。うぅ・・・。この看護婦さんが胃カメラ飲ませるんじゃないだろうなとか、心の中で毒づきながら、部屋に入ると思ったより太い管が。内視鏡はオリンパスがほぼ独占してる市場だから、今度は「オリンパス、もっと細い管とか開発しろよ。ってか、リモコンカプセルとかでいいじゃん」と毒づく。
とは言え、この時点での自分はまな板の上の鯉以下の抵抗しか出来ない。看護婦に言われるがまま、左側を下に横向きに寝てマウスピースをくわえる。ここでその看護婦が、少し上の方のモニタを指差し、「あそこにカメラがありますから、胃の中ご覧いただけますよ。」と。最近、仕事でも見る機会が増え、改めて自分でも気が付いたんだけど、とにかく人の中身が大嫌いなのである。「そんなもん見るわけないだろう。」と毒づく間もなく、医者が胃カメラを手にし、そのままぐわぁ・・・と胃カメラが口の中に。ふっふとい・・・。ぐわ・・・・゜゜・(>_<;)・゜゜・・・・ぎゃぁ〜どんどん入ってくる。だけど、何も抵抗出来ない。しかも、例の看護婦が、いかにも子供をあやすかのように自分の右肩の上をトントンと叩いてる。「叩くだけならお前じゃない方がいい！」医者の「あと少しだから」と検査開始時から繰り返す言葉が虚しく響き、３分くらいたった頃、最後の一突き（十二指腸）をされ、管が少しずつ抜かれていった。終始、俺は一体何しとるんだろという気分。 検査のあと、先生から説明を聞く。自分のものとは言え、中身をカラーで見るとグロいはず。うん？でも、思ったより綺麗かもと自分でも思ったくらいだから、先生にしてみれば、何を心配しとるんじゃこの若者はと言ったところ。「別にどこも悪くありませんよ」で終了。 ふぅ。この先１０年間位は胃カメラはごめんです。