大企業に勤めて早いもので半年です。大企業に勤めていれば良いこともあれば、悪いこともありますが、なんか今週はいわゆる大企業ならではの・・・がドカ〜ンと吹き出した1週間でした。
ひとつ目は、人事考課。スキルや技術を評価するフレームワークを会社が作ってそれを会社の誰かが誰かの評価をするっていうのは、ちょっと今の時代のトレンドに逆行しているような気がしてなりません。もし、会社という枠組みにとどめておきたい人材を増やしておきたいと会社が思うのであれば、会社はキャリアパスを用意してくれないという文句するレベルの人に対してそういうフレームワークで評価しても良いと思います。が、自分に取って会社というのはあくまでも機会であり利用するものであり、自分がどうあるべきかなんてわかってる人にとってみれば、逆におせっかい以外の何者でもありません。中身でも例えば、自分の知識と自分が関わったプロジェクト規模の関連性がよくわからなかったりと、杓子定規という言葉がぴったりの人事考課というものに対して必要性というのは残念ながら全く感じませんでした。
ふたつ目は、出来の悪い上司と仕事をすることと。どこの企業でもそんなことはよくあることだとは思いますし、ほっとけという感じがベターだとは思うのですが、自分が使えるリソースは最大限活用した方がよい結果が生まれることが多々あるわけで。ただ、それでも色んな利害関係者から突き上げを食らうと、さすがにこの問題の片付け方を考えなければいけなくなり、ちょっとした心労をする訳です。出来が良すぎる上司とか、口だけが達者で自分が自分がみたいな上司なのもそれはそれで別の弊害はありますが、こういった人関連の問題が増えるのは大企業でしかなかなか味わえない世界ではあります。
最後に、長い物に巻かれろ・・・というかそういう人が多すぎて困っちゃいます。自分がどうしたいんだというのが全くなくお金のある所に寄りそう。国土交通省系とか経済産業省系とかにぶら下がっているゼネコン(ITも含む)と言われる企業にはその手のが多すぎます。現実を直視せず、主体性は発揮せず、ぺこぺこするだけのの御用聞きというのが多いのも大企業ならではの話です。