今日は、アドホックワイヤレスネットワークを実現するためのソフトウェアを作ってる方との打ち合わせでした。それをどこの現場に使おうかという話は内緒なのですが、話そのものは面白かったです。
無線アドホックネットワークとは、無線でP2P通信できる端末を複数つなげて、簡単にその場でネットワークを構築してしまおうというものです。色々なデバイスが接続し、マルチホップしながら、情報を伝達する仕組みなので、今までのようなアクセスポイントなどのネットワークインフラは必要としません。
Bluetoothでその試みは始まったようですが、最近は802.11b/gでの実装が現実的なようです。物理的なLANを施設できない工場で、RFIDなんかと融合することで工程・品質管理を自己完結型で行えることができたりとか・・・ユビキタス時代の一つのキーワードになりそうな気配。
不思議に思ったことは、例えば、物理的に届かない端末同士がマルチホップを繰り返しながらデータのやりとりをするときに、経路の選択をどうするのかな?とか、スピードはどうなるんだろう?アプリケーションレベルでIP透過ということは、ブラウザとかもなんも意識せずに使えるんだろうけど、CSの仕組みで頭ががちがちの自分はその辺がいまいちピンとこなかった。メッセージングとかキューイングの仕組み使うのかな??などなど、分からないことがまだまだ多いのだけれども、所でMacOSXのRendezvousって近くにいる人とのコミュニケーション手段だったと思うんだけど、あれはなんだろう?ってふと思いました。また調べてみようっと。