今年最初の話題は、実家のある岐阜の美味しいレストランです。
岐阜みたいな田舎でもハヤりスタりが激しく、たまに帰ってくるだけでは、新しいお店はなかなかチェックすることは出来ません。
徹明町から新岐阜駅にかけての文化センター寄りに一本二本入った裏通りには、新しくて今どきのお店(具u具u亭、椿、鰹、寅など)が結構あります。少し郊外だと、大縄場大橋を渡った有名なケーキ屋さん「フランボワーズ」付近に小奇麗なお店(オムレツクラブなど)が並んでいます。長良橋手前の登り鮎で有名な「玉井屋」の近くにも、古い街並みを活かした新しいイタリアンや和食屋さんが出来たりしています。
長良橋を渡ってグランドホテルを少し先へ行って堤防をおりた辺りにも雰囲気の良さそうなお店が結構並んでいた時期もありましたし、県庁付近、岐南町交差点とかに結構新しいお店が出来たりしている可能性もあります。
そんな中、自分が岐阜に帰ったら、必ず行くお店を3つ紹介したいと思います。
まずは、味噌カツ屋で「松屋」(岐阜市松鴻町2丁目14)。ここのみそかつは肉厚にも関わらず、お肉がジューシーで柔らかく、衣もパリッとしているのが特徴です。みそのたれも絶妙で、カツにも、美味しいご飯ともぴったりあいます。高校時代からを食べてますが、今も全く変わらない味を保ってくれています。
ここのみそかつが自分の基準になってしまったので、大学時代東京でとんかつを食べたときはかなりショックでした。値段は1.5倍、肉の大きさは半分以下、肉の厚さも半分、肉のクオリティも半分以下。以来、ほとんど東京ではとんかつ屋には行かなくなりました。「いなば和幸」でしかとんかつを食べたことのない人は、東京からでも一度食べに来る価値ありだと思います。
次は、定食屋で「夢屋亭」(岐阜市長良福光155-13 or 岐阜市宇佐南1丁目17-5)。和食も洋食もありのオープンキッチンスタイルの定食屋さんです。最近、東京であちこち見かける大戸屋を洒落た感じにしたお店ですが、東京でこのスタイルのお店を見たことはありません。今では、お店の雰囲気が良く、お店の人が元気ってレストランは当たり前になりつつあるけど、10年前からそのスタイルを続けていて、味も落とさずがんばってるってただただすごいなと思います。
お盆には、メインの食事以外に、ご飯、赤だし、小鉢は2〜3つ、果物とかついてきて、1000円前後の値段設定はかなりお得です。和食、洋食どちらを食べても全くハズレがないため、何度行っても全然あきません。
最後は、イタリアンで「カンポドーロ(カンポドォロ・ソレッラ)」(岐阜県瑞穂市穂積1711-1)。最近、長良川の畔から場所を瑞穂へ引越したようです。外からみると周りのファミレスチェーンに押されてあまり目立たないですが、お店の中に入ると雰囲気はがらっとよくなります。お店の人の感じも良くて、黒板に書いてあるおすすめメニューを見るだけでわくわくした気分になります。
前菜で食べたマスカルポーネ豆腐を初めて食べたときの衝撃はかなりのものがありました。ヴォリューム、値段全てにおいて、イタリア料理屋さんってこうあるべきだろうって感じです。残念ながら東京では、雰囲気が良くて、チーズとワインがたくさんあってというスタイルお店はたくさんあるだろうけど、味、値段、ヴォリュームで全て合格のお店はいまだみたことありません。