今日は2月29日です。これから試験を控える受験生にとっても一日一日大切なのでなんだか得した気分になりますね。
4年に1度の2月29日がある年とか夏季オリンピックのある年とかがうるう年(閏年)だと覚えていたら、そうでもないんですね。
うるう年は・・・
・西暦で表わす「年」が4で割り切れる年。
・西暦で表わす「年」が4で割り切れる年でも、100で割り切れる年は省く。
・西暦で表わす「年」が4で割り切れ、100でも割り切れる年でも、400で割り切れる年。
ということは、2100年はオリンピックが開かれたとしても、うるう年じゃないってことになります。逆にいうと2000年は特別なうるう年だったようです。でも、2100年まで生きていないだろうから、4年に一度って覚え方で良いかと・・・。
地球が太陽を周る周期を1年とした太陽暦ですが、実際の公転周期が365.2422・・・日なので、ほぼ4年間でほぼ1日分のズレが生じるのでそれを調整するために、2月29日と1日多くしているのが考え方のベースにあるようです。
一方、うるう秒は地球の自転を基準にして決められた1日の長さを修正するものです。元々は、一日という単位は地球の自転をベースに考えられたものなんですが、その後セシウム133原子の何かの動き・・・をベースとした原子時計が「秒」の絶対値として定義されました。というのも、地球の自転は気まぐれで早くなったり、遅くなったりするからなんだそうです。
そのため、地球の自転の動きと原子時計のズレを修正するために、何年かに一度(1月1日か7月1日)、うるう秒が差しはさんだり、差しぬかれたりします。
ここ最近で一番最後にあったうるう秒は、独立行政法人通信総合研究所によると1999年までさかのぼるそうです。
こんな感じ・・・。
1999年1月1日23時59分59秒
1999年1月1日23時59分60秒 <--- ここ 1999年1月2日00時00分00秒 1999年1月2日00時00分01秒 うちにある一つの時計(もらった時計)は、標準電波(日本には福島県の大鷹鳥谷山標準電波送信所の40kHzと佐賀県のはがね山標準電波送信所の60kHzの2つがあります)を受信してきっちりと正確な時刻を表示してくれます。腕時計とかコンピューターで刻む時間もこの標準電波を受信してくれれば良いのですが・・・。 ちなみに、他の「うるう」としては、うるう月、うるう日というのもあるようです。