Japan Business News金融資産1億円以上を持つ富裕層は国内人口の約1%にあたる。この人達の生活実態を取材してみると、かなり興味深いことがわかる。「お金持ち」としてテレビに登場している人の多くは、借金も多いためじつは富裕層ではないのだ。

JNEWSの7/5号は富裕層の話だ。中身は掲載出来ないが、かなり興味深かった。貯金はいくらかあっても普段は地味な生活をしている人は多いと思う。例えば、年収が1千万超えても普段は吉野家で昼飯を食べ、ユニクロで服を買う「小金持」は、これを読んで勇気づけられると思う。まあ、将来が不安だから現金を貯めているんだと思うけど・・・。
しかし、銀座なんかを歩いていると、本当に資産を1億円以上持つ富裕層は国内で1%しかいないのかと疑問に思う事が多々ある。高級な外車が走る道を見ても同じ事を思う。マンションのモデルルームに行っても同じ事を思う。
借金が多いと富裕層ではないというのはどうなんだろう?借金が多いという事は、逆に現金以外の資産も多いのではないだろうか?また、借金が多いという事は、それだけ借りられたという意味でもやっぱりお金持ちということにならないのだろうか?
そもそも富裕層って自分で資産持つ必要あるのだろうか?多分、自分の会社のお金を使って富裕層になってる人も多いのだと思う。そもそも、個人の所得に対する課税と、法人に対する課税の考え方に違いがありすぎることから、富裕層はうまれているんだと思う。
個人には、法人として見れば売上部分に課税される。法人は、売上ではなく利益に課税される。かなり単純化した例で言うと、個人に1000万の収入があり、課税率が30%とすると、いくら使おうと300万の税金がかかる。一方で、法人に1000万円の収入があっても会社のものをあれやこれや1000万円使えば、課税率が何%であろうと税金はゼロである。
そして、会社の資産として計上されるが、実際は個人で使う。多分、これが本当の富裕層(いわゆる金のはぶりがいい人)の実態なのではと思う。
だって、たとえ自分に1億円の資産があっても、ユニクロの服買うと思うし。

  1. マルチストーリムインカム says:

    物価の2極化

    富裕層と下流という言葉を最近よく耳にします。2極化が進んでいるということでしょうか。
    富裕層については、
    富裕層の意識と行動などの調査もありますが、個人的には金融資産(純

  2. 課長007(ディープ・スマート) says:

    はじめまして。
    「富裕層」キーワードでお邪魔し、引用させていただきました。
    彼らは「金融資産」として1億円以上持っているわけで、現金や不動産、自動車や服飾・宝飾品など非金融資産はその中に含まれないんですね。
    ちなみに課税についてですが、個人も法人も“売上”ではなく“所得”に対して課税されているので、そこはきちんと識別された方が良いと思いますよ。

  3. kio says:

    個人と法人では所得の意味合いが違い、当然税金の考え方も違うということを言いたかっただけなので。