野球オリンピック代表が銅メダルに終わった。先ほどまでテレビを見ていたら、中畑が涙していたが、これほど醜いものはなかった。
自分は巨人ファンではないが、中畑は今大会で男をあげるはずであった。長嶋監督が病に倒れたため、中畑の肩書きはヘッドコーチだが実質は監督の役割を引き受けたのだ。星野や野村が変わりに監督となる可能性もあったのだが、彼ら含めて多くの人が中畑にその役割も任せたのだ。
自分のシナリオでは、アテネで金を取り、来年近鉄かどこかの球団の監督になるはずであった。だが、結果を残せなかった。
この中畑という男、予選のカナダ戦前日にパルテノン宮殿観光としゃれ込んだらしいじゃないか。そういう気の緩みが、負けにつながったんだろうな。一回でも気が緩むと立ち直るには相当時間がかかるし、選手にもその緩みは伝わる。中畑が観光に行っている間にカナダを視察しにいった城島こそが監督の資質があったわけだし、昨日の3位決定戦の勝利も城島あってこそだったのだ。
男になれなかった中畑。悪いが所詮ここまでなんだろう。