うちの会社の説明をしたりする機会が増えている。面白いって言ってくれる人は多いが、なかなか社員として飛びこんで来てくれる人は少ない。ベンチャー企業にとって人材採用ってのは、資金を集めるよりも難しいテーマかもしれないと、最近思い始めている。
実は、今年の夏休みはインターンシップの学生を3名採用してみた。エンジニア1名と、企画とライターで2名。人数配分を逆にすべきだった気もするけど、結果的にこの実験は大成功だった。素材が良いってもあるけど、問題があっても自分で何とかを解決しようとか、プラスアルファでアイデアを取り込もうとしてくれる。さらに良いのは、新しい発想を受けいることが出来る柔軟性がある。
この柔軟性、社会人として5年勤めれば失うものだ。しかも、優良企業であればあるほどその傾向が強い。なぜなら、優良企業と言われる企業こそ、社内のプロセス・マニュアルは整備されている。だから、整備されたレールに乗れば、それなりに仕事が出来るので、それが正しい仕事のあり方だと勘違いしてしまうのだ。それでも、出来立てほやほやの会社に飛び込んでくれる人はよっぽど頭がおかしいって思いはじめてもいる。
とはいっても何か手を打たないということで、9月は雑誌、イベント、広告含め少し露出する予定だ。せっかくので、普通とは少し違うアプローチでやってようと思っている。もしかしたらここでうまくいくかもしれないとちょっと期待している。