下の写真をまず見て欲しい。岐阜のド田舎の工事現場に恥ずかしげもなく堂々と掲げられていた「テロ警戒中」の看板だ。

テロ警戒中

何度かここのブログでもとりあげている暗いニュースリンクでも述べられている「Vote for Bush or Die」と同じ恐怖政治の宣伝もどきが、片田舎岐阜まで浸透してきているという感じである。
上記の「ブッシュに投票しろ。もしくは死ね」という発言はチェイニーによるものだが、そのチェイニーは、利権をむさぼるため、(大統領までもを利用し)、とにかく人々の恐怖を煽り、そして何の関係もない人間を傷つける戦争という手段を使ってきた張本人だ。米国では、軍関連産業が既得権益依存症集団だが、この日本では土建屋であることは間違いない。その土建屋が、人々の恐怖を煽りたてる「テロ」という言葉を持ち出した胡散臭さが見て取れる。
ところで、today’s_news_from_uk+で、テロの定義を外務省のホームページで調べてくれている。「テロ」については、国際的に確立された定義は存在していないんだそうだ。仕方がないので、もう少し頼りになるwikipediaで調べてみたら、ある政治体制の維持や、政治的主張や理想の実現のために、暴力的手段を用いることとある。
テロ警戒中も百科事典に登録するとこんな感じになるかも。
「ある政治体制維持のため、あたかも暴力的手段が身近に起きると人々の恐怖を煽ること」
もちろん、米国のテロ警報の色付けなんて茶番だし、このテロ警戒中の看板もまさにはぁ?という感じである。岐阜のド田舎に何の目的があってテロを行なうんだ?VOWネタにしてやりたいくらいだと思ったが、改めて見てもかなりバカバカしい。