もうすぐ年末なので多少の調整があるにせよ今年度の株式投資は基本的におしまい。今持っているいくつかの銘柄、これから少し買う予定のいくつかの銘柄に関しては来年度分。年末にかけて考えてるクロス入れても誤差小さいということで、今年度の投資成績を曖昧に報告。
自分の場合、純資産の7〜10%を毎年コンスタントに稼ぐことが大原則。キャッシュポジションも投資額の半分は切ることはないように投資しているので、儲けられる時に大きく狙う人と比較すると、面白みはないかもしれない。でも、投資には大原則が必要だと思っているし、ここ数年はきっちりと結果を残してきているので、自分はこれで納得。
今年度は、ゴールデンウィーク手前まで猫も杓子もの上昇相場だったのと、5月末までは投資に専念することが出来たので、例年よりは多少成績は良かったかもしれない。一方で、社会人復帰してからは株のことを考える時間もなく、キャッシュで放置といった感じ。それが逆に下への相場に流されなくて済んだ理由かも。
さて、今年大きく寄与したのは、プリヴェチュ−リッヒ企業ビーエスエル鳥羽洋行、そして岡山製紙の四銘柄。前者2つは、出来高かなり多く、今思うとかなり胡散臭かった再生銘柄。後者2つは出来高かなり少ない堅実地味銘柄。率より額が大きかったのが寄与したという感じ。平均保有期間は1ヶ月ちょっとなので、これも自分の投資スタイル通り。
逆にマイナス要因も報告。一番大きいのは、米国株のNTAP。$22付近で2年近く保有して、全く流れがこないまま今年度8月にいきなり$16近くまでどっと下げ、それでもなんとか$20近くに戻したところを投げ。その後、今日現在で$33まで行った事を考えると、大失敗。糞ブッシュが大統領に選ばれること同様に、米国株の相場の流れは全く読めなかった。
その他、基本的に、大和證券で勧められた外国債券、投資信託、株、これでもかというほど全てアウトだったので、最後は、大和證券担当のおねえちゃん泣かせてしまい、口座を閉じることに。コンサルティングしろと言っただけなんですが・・・。
さて、来年度は都心を中心に不動産バブルが起きる可能性は捨てきれず、少し胡散臭くて値が軽そうな不動産株はまずウォッチしておこうかと思っています。後は、小型でトレンド呼びそうな銘柄、地味系で四季報予想高めでそれなりに来期も数字いきそうな業種・業態の銘柄、中型で継続的に数字を出している企業、再生機構銘柄、後はメジャー銘柄の波乗りといった感じです。例えば、地味系だと杉本商事菊池プレスユタカフーズシチエ岡山製紙、継続的にという意味ではガリバーアルゴグラフィックスポイント、再生機構だと大京、波乗りメジャーだと住友商事キヤノンキリン富士フィルムといったところでしょうか。小型や不動産もこれから調査する予定。
タイムマネジメントをしっかりやって、売りもうまく組み合わせること出来れば、来年も7〜10%は大丈夫だと。

  1. kio says:

    宣伝っぽいサイトからのトラックバックなので削除しました。宣伝ではないということでしたらコメントいただければ。