今年の花粉は酷くなりそう。なんといっても昨年の5倍以上の花粉の飛散(悲惨)量と予測されているほどだ。どうも昨日から鼻がもぞもぞして鼻水が出てくるので「あ〜あ、はじまったかぁ」と思っていたら、単に風邪をひいたよう。先週、イベントの第一弾が終わって疲れがどっと出たんだろう。来週もあるので、この週末はゆっくり休む予定。
ところで、花粉対策に乳酸菌が良いといのはここ最近言われていることだ。特に昨年、花粉が例年になく少なかったにもかかわらず注目を集めたのが、KW乳酸菌。キリンビバレッジが出したスポーツタイプのKW乳酸菌飲料「体質水」は、そのパッケージも目を引き、もしかしたら「効くかも」の印象を与えていた。
今年は、その改良版として体質茶を出した。が、これがかなりいけていない。
まず、お茶にした理由が全く伝わってこない。乳酸菌とお茶の組合せが味覚的に良い組合せと感じる人は少ないはずだ。しかも、お茶にはカテキンが含まれており、マスクなどに使われているように抗花粉症効果があるとも言われている。だからといって、KW乳酸菌とカテキンの相乗効果がうたわれているわけでもない。
早速一本(170円 350ml)買って飲んでみたが、これだったら生茶飲むわというレベルで、どうってことない代物なのだ。パッケージが体質水の二番煎じだというのが解せない。
一体、どういうマーケティングをして体質茶を出したのかさっぱり分からない。昨年は、花粉の飛散量が少なく、今年こそ花粉症対策商品としての進化が問われるタイミングだと思うのだが、新しいことにチャンレンジしたという意気込みも伝わってこないし、KW乳酸菌をお茶として提供する意図も全く伝わってこない。
実際にこの件をキリンビバレッジに問合せ見たところ、見事なコピペメールが返ってきた。これからCMが大量に流されると思うのだが、170円の設定で効果が本当に出るかどうか分からない、乳酸菌入りお茶を誰が飲むのかちょっと見届けてみたい。体質茶はきっと失敗すると自分は見ている。