マイケルジョーダンが復帰したことで有名になったNBAワシントンウィザーズ。ジョーダンがいなくなってから、徐々に力をつけてきている。今年はここまで26勝16敗。東地区はプレーオフのボーダーが低いので、このまま行けば間違いなく、プレーオフに進出出来るだろう。
実は今のウィザーズ、少し前までのウォーリアーズのメンバーが主力だ。ギルバートアリナス(23.8)、アントワンジェイミソン(20.2)、ラリーヒューズ(21.2)の3人の平均スコアが20点を超えている。どの選手も私がNBAを生で観戦していた頃の選手であるため、思いいれのある選手ばかりだ。
特にギルバートアリナスは、ドラフトも2順目の後半にピックされた選手でほとんど注目されずにNBA入りをしている。元々ガードの選手だったが、ウォーリアーズで手薄だったPGを任せられることになり、2年目に花開いた。彼は、完全なクラッチシューターではないかもしれないが、勇気ある攻撃をするタイプであるために、第3〜4クオータで得点を稼ぐ。とにかく、頼もしい選手である。2月2日は、NHK衛星第一でウィザーズの試合の放映があるらしいので、見る機会があれば、是非観ていただきたい。
ちなみに、若くて将来のある上記3人の選手を放出したウォーリアーズは名前を出すのもうっとおしぃくらいの成績である。フロントに見る目がないんだろう。


アリナスとジェイミソンがいてそれなりに強かった頃のウォーリアーズの情報:2003年3月のあんどうたかおNBAレポート