asahi.com: みずほ証券、誤まって大量の売り注文
みずほ証券が誤って売り注文を出したのは、この日に新興市場のマザーズに上場した人材派遣会社「ジェイコム」(本社・大阪市)の株式。東証などによると、公募価格は1株61万円で3000株が売り出されたが、みずほの誤発注の指し値は1円と見られている。「61万円で1株の売りとするところを、1円で61万株の売りと注文したのではないか」(大手証券)
ジェイコムの発行済み株式数は1万4500株しかなく、みずほの売り注文株数はその42倍にあたる。ジェイコム株は67万2000円で初値がついた後、東証ルールにもとづく値幅制限の下限(ストップ安)である57万2000円まで急落した。みずほは1円ではなく、このストップ安価格で売ったと見られる。

うわ〜やちゃったぁって感じ。ワンクリックで数百億円の損失。
株数と指値を間違えて発注するミスは何年か前の電通株の売り出し初日に行なわれた気がします。今回も、デイトレーダーであれおかしいなぁと気が付いて買った人がいたらウハウハだろうなぁ。前回の電通株の時は、その後数日間S高だったから、運良く数枚購入出来た自分もウハウハだったもん。しかし、今回のは電通の時よりタチが悪い。発行済み株式数を上回る株数が売りに出されるってありえないもん。個人投資家が空売りできない銘柄でも、証券会社の自己部門だけが特別に出来たりする仕組みってやっぱり不公平だよなぁ。
ちなみに、同じようなミスって個人投資家でもたまにする。とくに単位株と価格がキリがよかったりすると危ない。自分の場合も売りと買いの間違えも実際あるし。結果的に良かった場合と悪かった場合もある。
誤発注をしてしまったみずほ証券の担当者はどうするんだろ・・・。