入院している祖母をお見舞いに岐阜に。お正月まで普通に暮らしていた祖母が、検査をきっかけに急に気力を失ってしまってあれよあれよという間に入院。もう何も食べられなくなってはいるんだけど、目は見えてるし、耳も聞こえてるし、意識もある。だから、自分が行くと手を動かして何かを話そうとしてくれる。生涯仕事一筋だったおばあちゃんは、孫の自分がちゃんと仕事していれば安心だっていつも言っていたので、今日も「ちゃんと仕事してる?」と聞いてる気がした。きっと、プライドの高いおばあちゃんだから、思い通りに出来ない自分が不甲斐ないんだろうなと思いつつ、目が見えて耳が聞こえるだけでも幸せなのかもと思ったりしながら、「ちゃんと仕事してるから安心して」とちゃんと伝えてから、孫や曾孫の写真で素敵に飾られた病室を後に。