半導体メーカーのロームは、自分達の商品を購入した顧客が、たとえ想定とは異なる使い方をして製品が故障したとしても、その対応においてメーカーとしての責任を果たすとか。一方で、自分が前にいたソフトウェア会社は、使い方が悪いのは顧客の能力が足りないせい、つまり、どんなにクオリティの低い製品をデリバリしても使えない顧客が悪い的な商売をしていた。メーカーとソフトウェアでは製品やサービスの品質を同じ基準で計ることは出来ないので一概にはいえないが、ソフトウェアの世界でそんな商売のやり方しか見たことない人間は、なかなか顧客志向という考え方は身に付かないんだろうなと。
これだけのメリットを提供してるんだから、もっと勉強せいって顧客に言い放てるベンダーももう数は少なくなってきたけど、そんな企業に入社したければ、ビルゲイツの面接試験を読んでみれば?(しつこい・・・苦笑)