岐阜で行なわれた第4回全日本学生落語選手権「策伝大賞」に行って来ました。全国の大学の落研の人たちが落語日本一を競うこの大会。なぜ岐阜で落語の大会が行なわれているかというと落語の祖であるという安楽庵策伝が生まれた地であるからということ。安楽庵策伝は、お坊さんでありながら、説教の合間合間に眠気を覚ますような笑い話(それをまとめたのが醒睡笑)をしてたとかで、それが元になり後の落語が発展したんだとか。
今回、なんと母親が予選会の審査員をしたということもあって家族総出でその決勝戦を観に行くことに。 会場の長良川国際会議場に着いたら人がいっぱい。回を重ねる毎に面白いとの口コミが拡がったのもあるし、また同時に学生が行なう落語自体のクオリティもあがったもあるみたい。やっぱり、この手の行政が主体となって行なう街興しというのはこれからハコモノじゃなくて、ソフトなんだだなと再認識。
で、内容はというと6名の学生さんのやる落語はそのどれもかなり面白い。特に禁酒関所ネタには大爆笑。なんと決勝戦の審査員をつとめた桂三枝さんと立川志の輔さんが通路を挟んで隣の席でした。ものすごいオーラを感じてしまいました。策伝大賞自体、テレビ中継もあったようなので(そのうち衛星放送でやるらしい)ので映ってるかどうかチェックしてみてちょうだい。

策伝大賞