憲法21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」を盾に、メディアと政治の世界には適度な距離感が保たれて然るべきなんだろうけど、政治家、官僚、放送局の間には利権的な馴れ合いしか実質的には存在していない。自分の命を捨ててまで守らなければならないものがあると愚著「美しい国なんとか」を書いておきながら自分の命を優先した元自民党総裁のA氏の某国営放送の番組の検閲は、自らの存在価値を誇示するチャンスだったはずなのに忘却の彼方に。
それよりも、「渦中の」(自作自演で渦中に仕立て上げたんだろう)と視聴率稼ぎのリークが氾濫している最近のニュースを観ていると、警察や警察などのEstablishmentとマスメディア間の馴れ合いは、政治家との間にある微妙な距離感以上に目に余るものがある気がする。事実を伝えているフリをし、「xxxが関与ほのめかす」などといった文面で恣意的な情報操作によるミスリードの嵐。弱った当事者(元々社会的に弱い立場の人間も含む)には二の矢、三の矢のリークでこれでもかと痛みつける。警察・検察であれば、情報ソースも隠すことなかろうに、原案・製作:検察xxx部、脚本・演出xxx放送と表示してみてはいかが?