サブプライムローンの直接的な影響をほとんど受けていないにも関わらず、日経平均株価は主要国の中で最も最低のパフォーマンス。外部環境の変化に追い討ちをかけるように、金融商品取引法、改正建築基準法など実体経済にマイナス影響を与える規制強化や、さらには、語弊があるかもしれないことを承知で書くと、改正貸金業法やフィルタリング規制など株価へかなりのマイナスインパクトを与える規制強化まで。調整型リーダーのもとでは杓子定規の官僚が自らの立場を顕示する規制強化や継続性のない無責任な税金のバラマキが蔓延るだらけ。小泉政権では、規制緩和によって恩恵を受けたのは一部の企業、現政権では既得権益で守れた企業が今までどおり島国でぬくぬくと。この二者択一しかない状況では、沈み行く船はさらに沈むスピードを加速するしかないのかと少し悲観的になります。