「この木なんの木気になる木の」某重電メーカーやその山ほどある子会社の社員は、メールの題名に「緊急」と書いたメールを送るのが趣味。別に改めて指標化する程でもないけど、緊急だけど、大して重要でないこともしばしば。例えば、5年前の課題リストを改めて「緊急」で対応したいという笑えない笑い話もちらほら。生産性という指標を自らのワークスタイルに掲げる人間は、緊急メールは後回し。
重要度と緊急度
世界同時不況において震源地であるはずの米国よりも遥かに深い傷を追うことになった日本の対外輸出依存の構造的な問題の実態の部分で働き蜂達自身が「一生懸命働けばなんとかなる」という救いようのない意識を変えられない現状は、見ていても痛々しい。
更に言うと、学校みたいなオフィスで400円の日替わり定食をパイプ椅子に座りながらプラスチックの皿で食って、家に帰っても社宅。にもかかわらず、社内で「一生懸命働く」自分を誇示するために、夜中にccに20名ほど付いたメールを出すことに意義を見いだす人達は、申し訳ないけど哀れだと断言出来る。この手の大手メーカー勤め上げることが、日本の世間一般では勝ち組ではないと明確に誰もが言う日は近いうちにやってくるとは思うけど。。。