東京にはおいしいイタリア料理や中華料理が食べられる店がいっぱいある。でも、最近思うことは・・・意味もなく高くないか?ってこと。そもそも、イタリアや中国で、ホントにうまいもの食うのに一人一〜二万円も払うか?ってこと。確かに高級食材を使えば高くなるのはわかる。ツバメの巣、ふかひれも素人にはなかなかそのクオリティがわからない。しかし、パルマハム5切で1500円とか2000円の値段設定もどうかと思う。まだ、素材の値段が高くなるのならまだわかる。
しかし、5000円で食べれるイタリアンと、10000円で食べられるレストランと、それ程味に大きな差が出てくるか?ってこと。値段が倍でおいしさが倍になるんだった教えてもらいたい。しかも、この二つの料理、スピード勝負だろ?手間かかってねーじゃん!!和食で出汁取ったり、濾したり、フレンチでソースを作ったりするのと訳が違う。
最近、東京には色々と新しい街が出没している。どこも値段は高めで設定。しかし、中身が伴っていないところが多すぎる。先日、六本木ヒルズのインフォフォーメーションセンターでレストランのことを尋ねたら、通り一片等のマニュアル通りの答えしか返ってこなかった。たかがインフォメーションセンターだと思ってることが不思議でならない。サービスレベルも、コンシェルジェ並にしなければ、ミーハーの一元さんしか集まらない空虚なスポットに成り下がる。今日も、築地松竹ビルの台湾海鮮料理の店に行ったが酷かった。アガリクスや、ローズヒップやら、アミノ酸やら、流行っている者を取り入れれば値段を高くしていいってことはひとつもない。味が追いついていない。ハードだけを用意して、中身が伴わず、高級感を出しても必ず廃れることを日本人は良く知ることだ。既に田舎の公共事業でそれを経験してきているはずだ。常にスクラップアンドビルドなんて、味気もなんもない街になるだけだ。大企業で働くサラリーマンでふんぞり返っているやつなんてまさに同じ。ソニーの看板とったら、NTTの看板とったら、ただの人だという謙虚さが欲しい。