音楽史上最も偉大なアルバムベスト500
米ローリング・ストーン誌が発表した「音楽史上最も偉大なアルバムベスト500」が米国の音楽ファンの間で論議を呼んでいる。このランキングは同誌が昨年11月に発表。1位はビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(67年)で・・・

このランキングは去年の11月に発表されており、既に日本のいくつかのサイトでそのランキングは見ていたが、確かに論議は呼ぶだろう。
ビートルズの「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」が一位なのは体裁を整えるには良いかもしれないが、「Abbey Road」や、「Revolver」、「Rubber Soul」より楽曲が優れているかどうかと問われれば、疑問符を付けざる得ない。
同様に、上位にポリスやクイーン、キングクリムゾンがなかったり、セリーヌディオンやディープパープルはランキングそのもになかったりする。ビーチボーイズやブルーススプリングスティーンやたら上位だったり、年代も偏っているし、よくわかんないところにベスト版が含まれていたり、いなかったりと、「偉大な」と名づけるにはちょっとお粗末である。
以前どこかで見かけたこの手の特集で一番よかったのは、ロック小僧向けの小冊子(名前が出てこない・・・)。各年代(Decade)ごとに10バンド前後ピックアップし、一枚聴いてハマレば他を聴けという感じで、全部で40アルバム紹介されていた。もちろん、バンドでもすごく良かったのだが・・・。