脅迫:月刊誌「選択」元編集長に 「手を引け」など6通
 会員制月刊誌「選択」の元編集長(55)の自宅などに「あなたがかかわっているすべての件から手を引け」などと記した脅迫状が昨年12月以降、計6通送りつけられていたことが分かった。元編集長は警視庁に被害届を出しており、近く被疑者不詳の脅迫容疑で告訴する。

ここでもイラク関連の話日東電工の記事などをとりあげた、月刊誌「選択」がお家騒動で揺れている。
「選択」は薄っぺらな情報しか提供しない新聞や雑誌と違い、整理されたクオリティの高い情報を発信する日本ではかなり貴重な雑誌で、日本に帰国してから定期購読を始めていた。
はじめの1〜2ヶ月は、新鮮さも手伝って端から端までむさぼるように読んでいたが、ここ1〜2ヶ月はなんだか面白くないなぁと感じていて、最新号の封筒を届いてすぐに開けることもしなくなっていた。
内容のキレが今ひとつなのだ。
どうやら編集長も、上記ニュースで恐喝にあっている阿部重夫氏から、宮崎厳氏、そして現在の高馬卓史氏と、ここ数ヶ月でころころと変わっている。
「選択」のトップページでも怪文書が出回っていると言っているが、どうも下記のような不正な金の動きがあり、それを元編集長が選択という雑誌の役割上、どうしても許せなかったというのが背景にあるかもという感じもしてくる。

イベント協賛金一部、自社収益に 「選択」関連広告会社
広告会社「選択エージェンシー」(東京都)が、厚生労働省が後援したイベントで製薬会社から約1億円の協賛金を受け取りながら、うち約6000万円をイベントの実行委員会の収支に繰り入れず、自社の収益にしていたことが関係者の話でわかった。選択エージェンシーは「長期にわたって協賛金が集まる保証がなく、次年以降に回すためだった」と説明している。

こういったお家騒動により、日本で数少ない硬派な情報誌が廃刊に追い込まれたら、もしくは駄雑誌に成り下がったら、かなり残念だが・・・。