既に投票済ませたのではっきり言って街頭演説うるさいです。政見放送はたまに失笑モノあって面白いです。まあ、つべこべ言わず「投票に行け!」といった感じです。
Going My Way池澤夏樹氏の投票にいこうを取り上げています。「人は自分の利のために、投票という面倒な行為を避けたがる。」周りでも多いです、そんな人。忙しいから、面倒くさいから、行っても仕方がないから。そんな人から一票を譲ってもらいたいと思います。投票しないことによる、不利益を被りたくないので。
さて、木村剛氏も某氏の応援を行うそうです。それよりも、まずは「投票に行こう」と呼びかけてほしかった。(ちなみに自分は竹中氏は応援しないし、投票もしてません。自民党の自称抵抗勢力にたたかれておきながら、かつがれたらホイホイと乗り、小泉と同様気の利いたワンフレーズのつもりか「自民党を変えてみせる」と言ってみたり、軽薄すぎ・・・。木村氏はそれ以外の部分の竹中氏を良く知っているのだろうし、自分も友人が選挙に出たら多分応援するだろうから、仕方がないのかも知れませんが・・・。)


それよりも、IT技術はお役所以上にお役所的のタイトルにカチンときているエンジニアは多いかと思います。「いわれた通りにしか動かないから」なんだそうです。こっちが望んだ通りに動かす事が出来るのもIT技術だしと思った人も多い事でしょう。役人をこちらが望んだ通りに動かす方が難しいです。
「カスタマイズはわざわざコストを嵩上げするパターン」というのも聞き飽きました。カスタマイズは、カスタマイズする方にもコストがかかるし、利益率も当然低くなります。ビジネスも理解しているエンジニアはカスタマイズなんてしたくないと思っているはずです。
「IT専門家はIT専門家です。業務の専門家ではありません。ITは業務の一部分を担っているだけです。」という言葉にも聞き飽きたと思っているエンジニアも多いことでしょう。では、業務の専門家がITを理解しているのですか?業務の専門家がITを理解すれば、自分達でITを導入した方が良いじゃないですか?という話になります。もしかしたら、あなたの業務は全てITで置き換わる事ができちゃうかもしれません。
ITは業務の一部分ではありません。生活の一部です。朝起きてから、自身がどれだけのIT(ソフトウェアに限定もしても良いです)に恩恵を受けているか考えてみてください。自動改札通らないですか?携帯電話使ってませんか?車乗ったらカーナビ使わないですか?クレジットカード使わないですか?ブログ書いていませんか?
IT技術に自分が何を期待しているのかもう少し考えてから発言した方が良いかと思います。もちろん、万能ではありません。間違いもおかします。でも、人間が作るモノですから。IT技術は無形で解りにくいかもしれませんが、立派なモノです。うまくいかない業務をITのせいにしたり、ITは単なるツールだと断じてしまうのは、もうそろそろやめませんか?アメリカのGDPの二十数%はIT関連が占めています。もう、立派な経済活動の一部なんです。