上の写真が有名な岐阜のモーニング。岐阜のほとんどの喫茶店で11時までに350円のコーヒーを頼むと無料で朝食が付いてくる。アメリカでがんばりましょうで紹介されているように、岐阜から電車で20分の名古屋も同じ文化だ。
岐阜で18年も育ちながら、モーニングを経験したことがほとんどないので自分にとって、今日は十何年ぶりのモーニング。
喫茶店に入ってメニューも渡されないで「何にしましょう?」と聞かれとまどう。メニューがどこにもないのであたふたして「ちょっと待ってください」と言うと、既に朝食はお皿に乗って準備が始まっている。
そう。ここでは「モーニングください」とは頼まないのである。普通に、コーヒーかアメリカンか紅茶かジュースを頼むと、その値段で一緒に朝食が付いてくるのである。岐阜出身の自分でさえこんな感じだから、他県の人だと慣れない文化とちょっと難しい。
モーニングのメニューは様々で、常連さんがいたりするので毎日たまご料理を変えたり、なぜかトーストと赤だしなんて組み合わせもあったりするらしい。ちなみに、今朝出たトーストの上に乗っているは「あずき」。トーストにあずきというのも独特の文化ではないだろうか?(ちなみに、「あんかけスパ」という文化があるこのあたりでは、冷たいパスタにあずきがのったりもする。)
名古屋や岐阜に仕事や旅行で立ち寄ることがあったら、朝はスターバックスやドトールでコーヒーを飲まないで、喫茶店でモーニングを経験してみてはいかが?

  1. I will work it out says:

    岐阜のモーニングを超える(?)モーニング

    上陸直後の大混雑もなくなり、週末でもゆったりと店内も回れるようになってきたIKE…