週刊東洋経済2005年10月29日特大号の特集「儲ける秘密 48事例」は面白かったです。東洋経済は、ほんとによく取材して書いているなと感心する記事と、まったく手を抜いているなぁと感じる記事と差が激しいので購入するには注意が必要です。ちなみにうちは日経ビジネスと東洋経済は定期購読です。
この特集を読むと、世の中にあるビジネスモデルをおさらいすることが出来ます。携帯端末がなぜ無料で出せるのか?、グーグルがなぜ収益をあげられるのか?というよく知ってる話から、DVDレンタルにも中間卸業者が存在すること(収益分配方式:レントラック)、カカクコムが価格比較を主力としない利益構造を持っているとか、R25はリクルートらしくなく電通が広告代理店をやっているのであまり利益率が高くないとか、光通信がコピー機や保険売りで復活してるとか、怪しげな近未来通信の仕組みなどなどなど。
ビジネスモデルの入門書として良いかもしれません。