今週は仕事を休んでボーっとしている時間が長かったので訳のわからないことも頭をよぎります。運も嘘も人生には不可欠というのがほんとなのかもしれませんが、仕事はさておき、人生だけは実直に行きたいと思ってしまうのでこういうタイトルにしました。とはいえ、内容も病人が書いてるブログなので大した事はないのですが。
仕事のスタンスとして顧客志向(迎合では決してない)という言葉があります。前にベンチャーをやって失敗した理由はいくつかあるのですが(逆に学んだことなんですが)、ひとつ大きく欠いていたのこの顧客志向です。顧客だけではなく、どの利害関係者と接するときにこのスタンスがベースにあるので、決してこちらからはホラを吹いたり、カマをかけたりということはしないようにしています。それは、たとえ相手がハッタリをかましてることが明らかであった場合にも。
でも、世の中見渡して見ると、ホラを吹く人間は多いのが現状です。商談する上ではもちろんそうですし、就職面接するときなんかもそうなんでしょう。築地の魚屋の「うまいよ〜、やすいよ〜」って掛け声や、履歴書美人≠仕事出来る人ではないことを見れば、明らかなんですが。まぁ、どうしてそんなことがおくるのかというと本質を見抜く人の数が圧倒的に少ないからなんだと思います。もしくは資本主義の本質が・・・。だから、ホラ吹き得みたいなところは、あるのでしょう。でも、やっぱり正統派ではありたいなぁとは思うのですが・・・。
さて、運も然りです。例えば、90年代のバブルやITバブル(Web2.0?)の波にうまくのれた人はとても運が良い人です。ゴルフ三昧の日々を過ごしたり、起業ゲームをしてみたり、ちょっとしたセレブ気分を味わったり、芸能人と結婚が出来たり、宇宙への夢を語ったり、ちょっとしたブログで評論家気分を味わったり。。。あっ違う・・・、運があるとより多くのキャッシュが集まるのがこの世界ですから。
企業のM&Aがほぼ毎日のように取り沙汰されていますが、そこにも運の良し悪しは存在します。例えば、買収された側というのは、ムツカシイ立場に立つことも多いですが、そこで運がめぐってくる人もいます。任天堂の社長さんなんて当にそうです。運は掴むものと言う人もいますが、半分正しくて半分は正しくないでしょう。運がめぐってくるところに自分がいるかどうか、運がめぐってくるところにリスクを犯して第一歩を踏み出せるかどうかなんだと思いますが・・・。