本当は夏休みに行きたかった鳥取砂丘。9月に色々と区切りをつけたいと思っていたこともあり、1ヶ月前から旅割で予約したチケット・・・が、うまく取れていないハプニングがあったにも関わらず、お気楽山陰一人旅へ。中海に浮かぶ大根島、米子、大山に興味がありながらもほとんど無計画な一日目は、観光としてはお粗末な結果に。

二日目は、気を取り直して出雲大社へ。こんな山奥に縁結びの神様がというのは何だか不思議な感じ。昔の人には目に見えない何かがあるって感じたのかなぁ?旧暦10月を神在月と呼ぶ位には神様が集まる場所だもんね。ちなみに、若い女性の参拝客が多いのにもびっくり。それ以外の参拝客も多いのにびっくり?

出雲と言えば、出雲そばということで食べてみたけど、そばだけでなく、つゆや薬味、器なんかにもう少しだけ情熱注げば、もっと感動増えるのに。

自転車が乗せられるローカル電車(一畑電車)からの宍道湖の景色はのんびりしてていい。湖のほとりの松江市から少し郊外に出ると、のんびりとした田園風景が広がる。つまり、出雲から松江へ向かう途中目に入る景色は、宍道湖か田んぼだけってこと。

だからか、宍道湖のほとりにある島根県立美術館から眺める夕日美しいのかも。ただ、残念ながら曇り空だったので夕日を見ることはかなわず。

京店の辺りは、古さと新しさが融合された小さな街なので散歩には最適。

湖のほとりにこじんまりとした街があって、湖の対面には醜い人口建造物がほとんどないってのは、とても贅沢な観光資源。京店や、堀川や宍道湖との接点をうまく引き出した見せ方を作れば、冬の厳しさ差し引いても、松江ってきっと良い観光地になるんだろうなぁって。地方には観光のグランドデザインを描ける人がいないんだろうなぁ、惜しい!ってちょっとだけ残念な気持ちに。
夜は、小さな食事処で。白バイ貝のお刺身はコリコリした独特の食感。

のどぐろの刺身は、山陰の旅のハイライトのひとつ。甘みというか何とも言えない深みのある味。初めて聞いた名前の魚の名前だったけど、一般的には赤むつと呼ばれている高級魚なんだとか。

鰆もお刺身でなんて普段は食べられない。よっぽど新鮮なんだと思う。

ヒラメのエンガワだと思って食べているもののほとんどはカレイのエンガワだったりするので、こんな新鮮でボリュームのあるエンガワは初めて食べたかも。

だるま鯛も不思議な食感が楽しい。

最後は、高級魚クエ。

これ以外にも色々な刺身が出て来たんだけど、値段聞いてびっくり。東京のお寿司屋で食べたら、目の玉飛び出るんだけど、山陰地方はのんびりしてるのかなぁ。
夜のうちに鳥取に移動して、次の日は念願の鳥取砂丘へ。続きは、次のブログで。