なんだか最近ITやネットの世界のスピードにだんだんついていけなくなってる自分がいる。
ソフトウェア会社でエンジニアをしていると自分の周りの新しい情報にはある程度アンテナを張り巡らせることが出来るが、それ以上にこの世界のスピードは速い。会社を辞めてフリーで仕事をしているとなおさらついていくのが大変だ。どこかのフェーストゥフェースのコミュニティにでも参加しないときついのかなとさえ、思うようになってきた。
今回は、アフィリエイトプログラムについて書いてみようと思う。
アフィリエイト・プログラムとは、固定費型やクリック型に代わりに最近出てきた成果報酬型の広告の手法。簡単にいうと、サイトにある広告をリンクからたどってあるサイトから商品を買うと、その広告リンク主に、「成功報酬支払」という形でお金が返される仕組み。身近なところだとAmazonやら、Fujisanがこのサービスをやっている。
当然、アフィリエイト・プログラムのサポートをビジネスとする会社もいくつか立ち上がってきている。既存のネット広告会社も参入している。今稼げる広告の手法は、検索時に目立つように表示される類のもの、例えば、Googleではアドワーズとよばれるものと、このアフィリエイトしかないのかなという感じなので当然といえば当然。
このアフィリエイトはBLOGサイトと非常に相性が良い。簡単な例として、例えば、ある人(Sさんとする)が、あるアーティストをGoogleで検索をしたとする。
1.BLOGサイトは毎日更新するのためか、SEOの手法にぴったり当てはまるのか、Googleの検索で上位にくる。Sさんは、思わずクリックしてそのBLOGサイトを読む。
2.BLOGサイトにSさんの興味があるアーティストのCDを聴いた感想を例えば、こんな感じに掲載する。
3.すると、その感想を読んだSさんは思わずそのCDが欲しくなる。
4.感想文の近くに、AmazonのそのCDのリンクをあったとする。すると、わざわざAmazonでCDを一から検索するより、「1-Click」で簡単に直接そのCDを購入するサイトにジャンプ出来るので、Sさんは思わずクリックする。
6.Referenceヘッダー情報(多分、URLになんか付け加えると思うのでそれだけじゃないと思うけど・・・)があるからAmazonはどこから来たかのかわかる。
7.SさんがそのCDをAmazonから購入したら、その時点で、サイトのオーナーにキャッシュバックされるって感じ。
このアフィリエイト型の広告は、個人サイトでも簡単に登録することが出来る。しかも、CDとか本とか映画の話がBLOGサイトで話題になる回数が比較的多いというように、BLOGサイトとの相性が抜群である。
自分もAmazonのアフィリエイトプログラムに今日申し込んでみた。ただ、このサイトはGoogleで検索しても全く引っかからない。なぜなのかは、またしばらく検討しないとダメだが・・・。ここでもSEOというキーワードが重要になってくる。
今までも、インターネット上の広告はうっとおしいとか、胡散くさいとかあるが、これはどうでるか・・・。いかにも広告だというのがわからなければ、思わず購入してしまうのではないかとも思う。まあ、タネあかしをするとあまりタネを明かされたほうが進んでそれに乗ろうという気は起きないのだが・・・。
しかし、9年前にインターネットで自作の広告を載せるビジネスを始めようぜ〜と友人と話していたのが懐かしく思えるほど、このネット上の広告トレンドの移り変わりも激しい。