面白い記事を読んだので3つほどのネタを簡単に。
1つ目はこれ。40インチの有機ELディスプレイ。

エプソン 40型有機ELディスプレイを開発
セイコーエプソン株式会社は18日、インクジェット技術を応用し、世界初の40型有機ELディスプレイを開発、その試作品を公開した。

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期待されながらなかなか実用化されなかった有機ELの技術だが、この40インチはかなりのインパクトである。何度も何度も自分をディスプレイ展に誘ったエプソンの友人(諏訪在住)はどんな自慢をしてくるのだろう?FPDでも「サムソンみたいにとりあえずでかいディスプレイを展示すればいいのに・・・」と言っていたのだが、ついに(!)である。寿命とコストの問題が解決されれば、省電力、視野角、画質などで液晶やプラズマを既に超えてるはずなので、すごいことになるのでは?ここで思うのは、やっぱりソニーの経営判断って・・・(哀)。日本のものづくりは、エプソンのようでなければ!
2つ目は民主党の新代表について。

民主代表に岡田氏
年金問題で激震が続く民主党が新代表に選んだのは、国民年金未加入・保険料未納がなかった岡田克也氏(50)だった。

いまさら民主党の話って感じでもあるが、なぜこれが面白かったのかというと、岡田克也氏の顔を見てて、いつもどこかで見た顔だし、名前も聞き覚えあるなって感じだったのだが、それが今日解決したので。岡田克也氏は、イオン社長(岡田元也氏)の弟ではないか!)イオン創業者岡田卓也氏の息子2人)
イオンといえば、イトーヨーカドーとしのぎを削る小売のトップとして、ここ最近の躍進は目覚しい。ヨーカドーがセブンイレブン頼みなど本業のスーパー以外のところで競争力を高める一方で、イオンは本業のスーパーでの事業力強化やリスクテイクによって規模を拡大してきている。うちの近くにも両社の新しい大規模店がここ2〜3年で出来たが、イオンに行く回数の方が圧倒的に多い。イオンの方が安いし、顧客を向いた小売に専念しているところが好感を持てるからだ。イトーヨーカドーは、所詮スーパーなのにタカピーな感じを受ける。
イトーヨーカドーを自民党、イオンを民主党と見立てて、政局を見るのもありかなと思い、世間の期待度が薄いだけにちょっととりあげてみた。
3つ目は、「週刊!木村剛」の記事(トラックバックはしない)。

週刊!木村剛: 厚生労働省の世論操作に騙されるな!
厚生労働省の世論操作に騙されるな!皆さん、こんにちは。木村剛です。このまま放置しておくと、年金問題は病膏肓に入ってしまいそうです。

世論操作は今にはじまったことではないので、識者がきっちりとした発言をすることの方が重要だと常々思っている。そういう意味で、木村剛氏のように官に真っ向と立ち向かおうとする識者がいることは大変心強く思う。
これまでも、国による世論操作は常々行なわれてきている。例えば、日本人の何割が911後の、米国のアフガニスタンへの攻撃をおかしいと思っていたのか?同時期の炭疽菌の話が、米国人の自作自演だとわかった途端、全くメディアに出てこなくなったのは、明らかな世論操作の1つである。米国がテロリストを支援していることもメディアがとりあげることがないので知らない人の方が多い。イラクのフセインは悪人だったが、フセインに武器を売っていた国はなぜ非難されないのだろう?イスラエルのようなテロ国家がなぜ批判されないのか?
世論操作は常に行なわれ続けている。が、世の中、インターネットが登場し、政府が隠そうと思ったことも隠すことが出来ない時代になりつつある。であるのに、なぜ世論操作にだまされつづけているのか?自分は、著名な識者がきっちりとした情報を発信しないことに大きな要因があると思う。利権の甘い蜜を一度吸うと、簡単に世論操作に加担してしまう識者が多いのは残念でならない。