皇太子の宮内庁に対する発言やその後の宮内庁の反応を見ていると、官僚がいかにマニュアル(もしくは決まり)に基づく自分の主張を繰り返し、人の話を聞かないのかというのが見てとれる。宮内庁でさえあのレベルなので、民間人を相手にする他省庁の官僚になるとほとんど話なんて聞かないのだろう。そんな人間達と討論してもなかなか話が進むはずもなく、組織も硬直しまくっているので、構造改革なんてよっぽど強力なトップダウンがなければ、進むはずがない。小泉は、人気取りパフォーマンスしか結局してこなかったので、当然構造改革は進んでいない。
ところで、聞いた話でソースがないのでなんともいえないが、宮内庁には、宮内庁年金なるものがあるらしい。宮内庁年金に20年間加入するだけで、なんと月40万の受給が保証されるようになるらしい。不公平だと議員年金だけに世間の目は向いているが、こんな感じで他の省庁にも官専用の年金の仕組みを作られたらたまったもんじゃない・・・。