東京で暮らす事に何の不自由はないんだけど、やっぱり山に囲まれた場所や海のそばは魅力的。東京で働きながら、そんな場所で暮らしてみたいなんて適わないであろう妄想気分を味わうために、房総半島に妄想の旅に出かけてきました。
房総と言っても、外房と内房もあったりと結構広いので、一体どこが自分がイメージしている海も山もあって、便利な場所なんだろうと。まず、ひとつ目のポイントは海が綺麗なところ。内房はコンビナートがあるし、館山の方はあんまり綺麗な砂浜があるイメージがない。ふたつ目のポイントは、山が近くて朝目覚めたときに野鳥のさえずりが聞けるところ。九十九里は海は綺麗だけど、山がない。みっつ目のポイントは、便利な場所。便利というのは、東京から電車でも行けること、スーパーやホームセンターが近くにあること、あと病院やスポーツ施設が近いところ。
こんな贅沢な妄想希望を叶えるところはと、とりあえず鴨川を目指して出かけてみました。冷やかし半分で鉄道系列の不動産屋で「海も山も欲しい」と告げると、「房総に来て、山という人はいない」と一言。でも、「どうしても!」と告げると地元の不動産屋(東和不動産)へ行くことを勧められました。
その不動産屋に行く途中で見つけたのがこの土地。妄想を膨らますの十分過ぎる場所。

鴨川の海を望む高台


海外だと働きながら、緑にも水にも囲まれた私生活を楽しめる場所もあったりするんだけど、日本の場合、鎌倉や茅ヶ崎から2時間かけて通うくらいの気構えがなければ、東京と同じ水準の仕事をしながら、山も海もなんてなかなかムツカシイのが現実。
この場所で、妄想から目を覚まして東京に帰ってきました。