郡上おどりはとにかく楽しいと聞いて15年程の時が経ち、生まれてはじめてこの時期に郡上八幡へ。今晩は、明日からお盆の4日間の朝まで踊る徹夜踊りの一日前。

郡上おどり

盆踊りなんて、どうせ訳のわからない民謡を近所のおばさんがなんとなくおどってるだけだろうとイメージを持って郡上おどりをみにいくと、見事にその既成概念は打ち破られます。
まず、おどっている人たちに20代前後の若者がとにかく多い。曲の途中の掛け声もこれが盆踊りか?というくらい若々しい声が掛かる。曲が終わると、みんながハイタッチを交わす盆踊りなんて正直見たことないかも。ほんとは悲しい詞の曲が多いはずなんだけど、曲自体はわかり易いし、踊りもさほどむつかしくない。自分なりに多少アレンジしてかっこよく踊ってる人もいたり。リズムにあわせた下駄(ゲタ)の音色のアクセントがとにかく心地よい。郡上おどり下駄は必須。
最初はおどらないで観ている人たちも見よう見まねでおどりたくなってしまう不思議な雰囲気。こうやってどんどんファンを増やしてる?伝統を引き継いでいるのかなぁ。
多少、観光地化してしまってるとも言われてますが、郡上八幡の町自体も古い家並みと綺麗な水が流れる水路があったり風情のある街並みなので、郡上おどりに機会があれば、行ってみてはいかがですか?毎晩踊る場所が違うけど、街自体は小さいのでどこでも歩いて行ける距離です。
来年は徹夜踊りに行って踊ってみたいので、ちょっと練習しよっと。