別れというのは突然やってくるもので、そのほとんどが元の鞘に戻ることが出来ないことが多かったりするものですが、先日のチリ戦、今日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦の日本代表のサッカーの試合を観て、改めてオシム監督に未練タラタラであることに気が付いてしまいました。オシムには、サッカーの本質への理解とサッカーの戦術への深い見識の上に成りたつ長期的なビジョンがあり、なんとなく彼に任せておけばしばらく大丈夫であろうという変な安心感があった訳ですが、岡田監督は多分ワールドカップ直前まで理想と現実の狭間でもがき続けるんだろうなという感じがアリアリと。強い相手でも負けのリスクを減らすることで勝ちを狙うカウンターサッカーをやっても3年前のチェルシーのようにはなれない訳で。。。とにかく、オシムサッカーの今年や来年も観たかったと未練タラタラなのです。