中日ドラゴンズの調子がなかなかあがらない。日本シリーズ、アジアシリーズを戦っただけでなく、オリンピックアジア予選にも主力選手は出場していたため、疲れの残る選手は調子があがらず、怪我人も次から次へと。
そんな中日から北京オリンピックに4人も選出されてしまった。チェンも台湾代表としてオリンピックに行く可能性があるので、夏場に主力が5人も抜けることになる。首位を独走している阪神からは3名、中日の上を行く巨人からは2名、今年若手が伸びてきている広島からはゼロだということを考えると、選手選出に偏りが言わざる得ない。
今年が最後になるかもしれないオリンピックの野球で金メダルを取るためだから、一球団の利害だけで選手選出にあれこれ言うのはナンセンスだという考え方もあるだろう。だとしたら、阪神の金本こそオリンピックに連れて行くべき選手であるのに、なぜ選ばないのか?
過去に選手寿命を縮める采配を何度も繰り返している星野が、たかがオリンピックで、予選で犯した岩瀬のロングリリーフのような采配しないで欲しい。「けがをしないでくれ」という発言が嘯いてるように聞こえるほど、この選手選出には恣意的なものも感じられずにいらない。
「けがをしないでオリンピックから帰って来くれ」